透過PNGとは?JPEGとの違い
更新日:2026年7月19日
透過PNGとは
透過PNGとは、背景部分が透明になっているPNG形式の画像のことです。通常の画像は長方形の枠いっぱいに色が敷き詰められていますが、透過PNGは「ここは何も描かれていない」という情報を画素ごとに持てるため、被写体だけを切り抜いた状態で保存できます。
この透明度の情報はアルファチャンネルと呼ばれ、完全な透明だけでなく半透明も表現できます。そのため髪の毛の先やグラスの縁のような繊細な境界も、背景となじませながら自然に残すことができます。ウェブサイトや資料に配置したとき、下地の色や写真がそのまま透けて見えるのが透過PNGの最大の特徴です。
JPEGとの違い
JPEGとの最も大きな違いは、透明を扱えるかどうかです。JPEGにはアルファチャンネルがないため、背景を消したつもりでもJPEGとして保存した瞬間に、透明だった部分は白などの色で塗りつぶされてしまいます。切り抜いた画像をJPEGで保存すると被写体のまわりに白い四角が残るのは、このためです。
もう一つの違いは圧縮の仕組みです。JPEGは人間の目で気づきにくい情報を削って軽くする非可逆圧縮で、写真を小さなファイルにできる反面、保存を繰り返すたびに少しずつ画質が落ちます。一方PNGは元のデータを保ったまま圧縮する可逆圧縮なので、何度編集して保存し直しても劣化しません。ロゴや文字、輪郭のはっきりした画像で、PNGのほうが縁がにじまず鮮明に見えるのはこの違いによるものです。
形式ごとの比較
PNGとJPEGの性質を並べて比べると、それぞれの得意分野がはっきりします。どちらが優れているというものではなく、画像の内容と用途によって適した形式が変わります。
| 項目 | PNG | JPEG |
|---|---|---|
| 背景の透過 | 対応(半透明も表現できる) | 非対応(背景は色で塗りつぶされる) |
| 圧縮方式 | 可逆圧縮(データを保ったまま圧縮) | 非可逆圧縮(情報を削って軽くする) |
| ファイルサイズ | 大きくなりやすい | 小さく抑えやすい |
| 得意な画像 | ロゴ・文字・イラスト・切り抜き画像 | 風景や人物などの写真 |
| 再保存による劣化 | 劣化しない | 保存のたびに少しずつ劣化する |
使い分けの目安
迷ったときは、背景を透明にする必要があるかどうかを最初に考えると判断しやすくなります。透明が必要ならPNG、写真をできるだけ軽く扱いたいならJPEGが基本です。
- 商品画像やプロフィールアイコンなど、背景を透明にして使いたい画像はPNG。
- ロゴ・文字・イラストのように輪郭がはっきりした画像は、にじみの出ないPNG。
- 旅行写真やブログの挿絵など、色数が多く軽さを優先したい写真はJPEG。
- これから何度も編集し直す予定の画像は、劣化しないPNGで保管。
なお、背景を透過した画像をあとからJPEGで保存し直すと、せっかくの透明部分が失われてしまいます。透過した画像は必ずPNGのまま保存し、SNSやECサイトの仕様でJPEGが求められる場合にだけ、背景色を敷いた上で変換するとよいでしょう。
BackgroundCutで透過PNGを作る手順
- BackgroundCutのトップページを開き、透過したい画像をドラッグ&ドロップするか、ファイルを選択してアップロードします。
- AIが自動で被写体を認識し、背景を切り抜いて透過処理を行います。数秒で結果が表示されます。
- プレビューで仕上がりを確認します。背景が透明になっているかをチェックし、問題なければ次に進みます。
- 透過PNGとしてダウンロードします。そのまま資料やサイトに配置したり、好みの背景色に差し替えて使えます。
出力は透過情報を保持したPNG形式なので、JPEGのように背景が塗りつぶされる心配はありません。アプリのインストールや会員登録も不要で、スマホ・パソコンのどちらのブラウザからでも利用できます。
料金について
BackgroundCutは無料でお使いいただけます。登録不要で、1日あたり3枚まで画像の背景を透過できるので、透過PNGを試してみたい方にぴったりです。
ブラウザだけですぐに使えるため、画像編集ソフトを用意したり、形式の設定に悩んだりする必要はありません。アップロードするだけで透過PNGが手に入ります。
より多くの画像を処理したい場合に向けて、今後ポイント購入制の導入を予定しています。必要な分だけポイントを購入して使えるプランを検討中です。
無料の範囲でも十分に使えますが、用途や枚数に応じて柔軟に選べる仕組みを目指しています。まずは無料でお試しいただき、使い勝手を確かめてみてください。
まとめ
透過PNGとJPEGの違いは、透明を扱えるかどうかと、圧縮によって画質が劣化するかどうかの2点に集約されます。背景を透明にしたいならPNG、写真を軽く扱いたいならJPEGと覚えておけば、ほとんどの場面で迷いません。
とくに商品画像やアイコン、ロゴのように背景を抜いて使う画像は、透過PNGで保存することではじめて本来の使い勝手が得られます。JPEGに変換すると透明部分が失われる点だけは注意してください。
BackgroundCutなら、アプリも登録も不要で、ブラウザから数秒できれいな透過PNGが作れます。まずは無料でお試しください。